育児ノイローゼから解放してくれた言葉(1) 育児ノイローゼから解放された言葉(3)
10月 01

私の育児ノイローゼから解放された言葉ということで、

「帰命無量寿如来
 南無不可思議光」

という、親鸞聖人の書かれた『正信偈』のお言葉を先月、紹介しました。
うちも浄土真宗だったから、実家で葬式や法事をした時は、
これ、読まれていたはずなんですが、そのころは、
お経の一つなのかなって思っていたのです。
だって、何の説明もないんだもん。
素人には分かりませんよね。

ちなみに、お経というのは、お釈迦さまが説かれたご説法を記録したもの
だけをいうのだそうです。
『正信偈』は親鸞聖人が書かれたものだから、お経ではないんですよね。

それと、浄土真宗の家に生まれながら、なあんにも知らなかったんだなあ、
と思ったひとつが、
無量寿如来、
不可思議光如来という別名をもつ、
阿弥陀仏のことです。

考えてみると、実家の本尊は、阿弥陀仏だったので、
お仏壇に向かうたびに、手をあわせていたはずですが、
何という仏さまかも分かっていませんでした。
仏さまといったら、阿弥陀仏もお釈迦さまも、大日如来も、
薬師如来も、みんな同じだろう、と思っていたんです。

ところが、それが違うということなのです。

「ここに阿弥陀如来と申すは、
 三世十方の諸仏の本師本仏なり」

浄土真宗の中興上人といわれる蓮如上人のお言葉です。
これは、お釈迦さまが経典に説かれていて、
それを、親鸞聖人も教えられ、そのとおりに、蓮如上人も
このように言われたんだそうです。

地球上に現われられた仏さまは、
お釈迦さまだけですが、
大宇宙には、地球のような世界が数え切れないほどある。
地球上に、お釈迦さまが現われられたように、
大宇宙のそれらの世界にも、数え切れないほどの仏さまが
現われられている。
それを、十方諸仏とか、三世十方の諸仏という。

本師本仏とは、本師も本仏も先生という意味なので、
阿弥陀仏は、大宇宙の仏さまの先生だということです。
お釈迦さまも十方諸仏のお一人なので、
阿弥陀仏とお釈迦さまの関係は、
先生と生徒、師匠と弟子の関係
なのだと聞きました。

知らなかったなあ。
お釈迦さまに先生がおられたなんて。
皆さんは、知ってました??
浄土真宗の家の人でも、結構、知らないんじゃないんですかね。

まあ、こんなことが分かったのも、
育児ノイローゼになったおかげなのかもしれません。
だって、育児ノイローゼにならなかったら、
悩んで、こんな話を聞いてみようなんて、
きっと思わなかったでしょうから。

子供は、相変わらず、夜泣きはするし、寝不足ではありますが、
ちょっぴり心の平安を取り戻し始めたような気がしています。

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